協議会より

令和3年度 山梨県PTA協議会会長 あいさつ

ごあいさつ

 

山梨県PTA協議会 会長 井上貴文

 

 日頃よりPTA会員の皆様におかれましては、PTA活動に御理解と御協力を頂き厚く御礼申し上げます。

 令和2年度に引き続きまして今年度も山梨県PTA協議会の会長を拝命いたします井上貴文と申します。会員の皆様には昨年同様お力添え宜しくお願い致します。

 新型コロナウイルスの世界的蔓延により、学校教育現場においても様々な制限が強いられ、教育活動そしてPTA活動が思うように出来ない状況が続いております。その様な中で、子どもたちは元気良くたくましく学校に通い、学びを続けております。その学びを続けていられるのも、校長先生をはじめ学校の先生方の献身的な御努力と熱意の賜物であると思っております。敬意を表するとともに御礼を申し上げます。

 保護者の皆様におかれましても、世の中が大変厳しい中、我が子を元気よく学校に送り出していらっしゃること、私も一人の子を持つ親として御苦労をお察し申し上げます。今の子供たちは小さな頃から自然災害等に多く出会い、東日本大震災に始まり台風豪雨災害、そしてこのコロナ禍の災害と本当に多くの災害を経験しながら育ってきました。今私たち大人は子どもたちにこの厳しい世の中を如何に生きるかを伝えなければならないと思います。「一陽来復(いちようらいふく)」 という 言葉がありますが 寒い冬が 終わり春が来るように、苦難の先には明るい未来が待っている 、 悪いことの後に良いことがあるというたとえであります。困難な時にこそ前向きな考えで進んでいく、真の心の強さをもつことの大切さを伝えて行きたいと思っております。

 令和2年度の協議会の活動は総会の書面開催、理事会、常置委員会の中止縮小等本来密に行うべきことの事業が開催出来ない大変残念な状態でした。

 委員会活動において、母親委員会では産婦人科医の武者千恵子先生の学習会開催、延期縮小開催にはなりましたが、総務委員会では次期県PTA役員研修会の開催、情報委員会では県P情報紙の発行、企画委員会では研修会での活動事例の発表等、PTA協議会としての学びの場が開催できたことに、役員、会員の皆様に感謝を申し上げます。

 この厳しい状況の中での一番の成果は、令和4年度日本PTA関東ブロック研究大会山梨大会の実行委員会の設立と、各分科会7地区の実行委員会立ち上げだと思います。昨年同様コロナ禍での実行委員会活動となりますが、多くの会員の皆様と一緒に来年度の山梨大会に向けて活動していきたいと思います。

 まだまだ新しい生活様式の中、新型コロナウイルス感染症と共に生きながらPTA活動を行っていく状況が続きますが、苦難の先には必ず明るい未来が待っています。

 最後に、本年度も山梨県PTA協議会の活動に御理解、御協力頂き、より一層のお力添えをお願いして、私からの御挨拶とさせて頂きます。本年も宜しくお願いします。